夏中に壊れたパソコン修理のご依頼でドタバタしております。
最近のラップトップPCは、パソコンの処理能力やグラフィック性能が随分良くなってきてます。
その反面、性能・機能が充実するほどパソコン内部の高温熱が故障の大きな原因になってい
ます。
各メーカーさん、それぞれの技術と設計で製造されてると思いますが、
新品購入して最初から熱暴走（内部の温度が上昇しすぎると、正常に動作しなくなります。強制シ
ャットダウンしたり強制再起動 etc・・・）を繰り返すような、構造欠陥を疑うパソコンもチラホラ。
高熱が原因で壊れたPCを修理しても、原因である高熱を抑えなければ又壊れます。
埃などが詰まって排熱を妨げてるような場合は、掃除すれば良いだけなので対処は簡単ですが、
元々、排熱や冷却の構造に問題があるような機種は厄介です。
元どうりに修理しても解決しません。なので熱伝導の高いグリスやシートを使ったり、ノートPC用の
冷却クーラーなどの対策をお勧めしたりして、なんとか使えるような修理方法と提案をしてます。
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僕の経験からの個人的な意見ですが、ラップトップを選ぶ時はCPUとGPUの電圧バランスが
大事かと思います。限られた内部空間での冷却・排熱には限界があります。
なので、やたら高性能なCPU（クアッドコアで高クロック）とやたらグラフィック性能を強調した
モデルを僕は避けます。
そこまでの性能が必要な場合はデスクトップPCで対応すべきでしょう。
後は人それぞれですので、ラップトップでその性能が必要な人もいるでしょうし、
２、３年使えれば良いと思う人もいます。
当店にもそういったモデルの修理は多いです。高性能でも故障頻度が高いと・・・
購入して保障期間が切れた頃、熱でICやROMが壊れ、マザーボード修理不能で
マザーボード交換になると、まだ新しい製品であれば部品も高額です。
高額修理したとしても元々の原因は熱なので、またすぐ故障してもおかしくはありません。
熱対策を施しても、全然冷却できない機種や個体もあったりします。
お客様には、なるべく説明して判断していただいてます。
購入されて1年半で、10万円以上するPCを泣く々諦めた方もいます。
新品でも中古でもパソコン選びは重要ですよー!!!。
