MacBook A1278 修理のご依頼です。
ビープ音ループにより起動できない症状です。Kernel error です。
可能性としてはメモリに問題がある事が多いですが、単純にメモリ故障でない場合もあります。
内部には随分と埃が詰まっており、吸排気性能が失われている状態です。
MacBookの吸排気用のダクト部分は液晶パネルの付け根にあり、そのダクトが塞がって
しまうと、冷却能力は格段に下がってしまいます。それを原因として様々な故障に繋がります。
この度のご依頼品はメモリが故障しており、ロジックボード上のメモリスロットも故障してました。
この場合はメモリを交換するだけでは直りませんので、スロットを修理した上で交換です。
今回の故障の原因が埃であるかの断定は難しいですが、必ずトラブルには繋がります。
しかし埃が詰まるのはしょうがない事ですので、やはり点検・整備が必要といったところでしょうか。
MacBook A1278を内部画像です。MacBook A1342 (ユニボディ) と共通構造ですね。
無事に修理完了でございます。
OSのアップグレードにも対応しているので、まだまだ現役で使えるスペックのマシンですね。
内部清掃等も同時に行いましたので、ご安心して使用できます!