2014/05/20

ネットバンキング不正送金の現状



現在の被害額は14億円を越えています。

あまりテレビなどでは大きく報道されていませんが、着実に被害は増えており、

その方法も巧妙かつ複雑になってきています。


そういったハッキング行為のレベルが向上していますので、現在被害を防ぐ為には

インターネットに対する知識と意識を個人が改善向上するしか無いと僕は思います。


ハッキングツールがコンピューターに侵入する事を防ぐのはネット上での行動・管理意識により

大幅に確率が変わります。

現状のセキュリティーソフトやウイルス対策ソフトではそういった高度なマルウェアは

検知できない物が殆どで、防御するのは使用者自身のコンピューターリテラシーです。


実際、当店でのマルウェアによるトラブル相談を見ても殆どの方が有名なウイルス対策ソフトを

導入していながら、様々なマルウェアに感染しています。アドウェアもそうです。


ネットを利用する際の基本的なセキュリティ知識さえあれば、

被害に合うリスクを大幅に下げる事ができるでしょう。


「よく解らない物」や「信用性の無い物」をクリックしない

インストールしているソフトやOSなどの修正プログラムを更新する

ソフトや配布物は作者やメーカーなどの発信元からダウンロードする


現実の社会と同じく、「信用度」の精査により行動する事と同じ行動をネット上でも行えば

被害リスクの軽減となります。

しかしリテラシーの個人差はありますので、多少の知識は蓄える必要もあるでしょう。


これから先も被害は増えていくと予測できますので、

まずは個人レベルで少し気を付けてみてはどうでしょう?