2012/10/09
強制終了するノートパソコン
使用中にWindowsが強制終了してしまう。又は強制再起動される。
こんな症状でお悩みの方は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
原因は厳密には様々ですが、一般的に多いのは高熱による保護回路の作動です。
噛み砕いて言うと、埃や湿気、タバコによる冷却機能の低下です。
パソコンは構造上絶えず熱を発します、その熱を冷却しながら外へ排出する構造です。
なので設計通りの熱排出ができないと故障に繋がります。
個々の使用環境によりますが数年使用すると、内部に埃が積もり、塊となって吸気や排熱の
妨げとなっていきます。
この画像はノートパソコンの内部冷却用ファンですが、高熱になるCPUを冷やす為の風の出口を
埃の塊が密閉するように塞いでパソコンが非常に高温になり、まともに起動しなくなってました。
このケースではパソコンを全分解し、内部を清掃してCPUグリスを塗り替え、冷却性能を取り戻し
修理完了です。
随分前から起動や動作が鈍くなっていたパソコンが熱を下げただけで動作も速くなったりします。
場合によっては熱いパソコンを使い続けると、症状が出る前に致命的な故障を招きます。
パソコンを使用していて、購入当初より随分熱いと感じるようになったら、壊れる前に整備に出す事
が、高額出費を未然に防ぐ効果的な方法と考えます。
自動車などのオイル交換や定期点検と同じく、パソコンもある程度の整備は必要なんですね。
故障すると修理代金が高くなりますから(当店は格安修理のつもりです!!!)、その前に異変を感じ
たら御相談ください。