迷惑ソフトです。点検商法ソフトとも言います。
システムやレジストリなどをスキャンしているように見せる動きをして、大量にエラーがあると
派手に警告を出して不安を煽ります。そして購入を促すという構造のソフトです。
この手のソフトは他にも沢山あり、セキュリティ対策ソフトを装ってウィルスに感染していると
警告を出したりと、それぞれ機能は全く無くて中身は同じという物が多いですね。
そしてこの手のプログラムはインストーラにセットで大量の迷惑ソフトが盛り沢山で付いてきます。
そして中にはマルウェアやスパイウェアが仕込んである事もあります。
盛り沢山の迷惑ソフトをインストールしてしまうと、それまでの快適なパソコン環境を
強制的におもいっきり変更され、パソコンを起動すると非常に重くなって、様々な広告や購入催促
ポップアップが立ち上がり、変なソフトがパソコンをスキャンし始めて、ブラウザを開けば
英語になったり中国語になったりと、大変面倒な事になっていきます。
間違いでも、ご自身でインストールしたプログラムですのでセキュリティ対策ソフトは反応しません。
ご自身で安全なソフトなのかどうかを確認した上でインストールする事が大事です。
・インターネット上の文言や書き込みを真に受けない事(現実社会と同じです)
・むやみにインターネット上のボタンを押さない事(現実社会と同じです)
インターネット上ではどこの誰なのか分からない匿名の情報が多いので、正しい情報なのか、
信じて良い情報であるかを精査する必要があります。ご自身で精査できない場合は信じない
方が安全です。インターネット上でも現実社会と同じ社会構造ですので、社会的に信頼度の高い
情報元からの情報を頼ればトラブルに遭う可能性は低くなると思います。
あとは何かのプログラムをインストールする時は、メッセージを読む事です。
不必要なソフトがインストールされてしまう原因のほとんどは、よく読まずに同意ボタンを
ほいほい押して進めてしまい不要なインストールに同意するチェックボックスを見逃して
しまっている事です。
以上が迷惑ソフトの被害に遭わない為の対策の初級編?です。
初心者の方に参考にして頂ければ、トラブルに遭う可能性は随分低くなると思います。