MacBookProの初代モデル Late2006の修理です。
PowerBook G4に置き換わるモデルとして2006年に登場し、
最初はPowerBook G4が販売終了するまでの数ヶ月間は併売されていました。
見た目のデザインはほぼ変わらずに次世代のアルミユニボディになる2008年まで
販売された初代のモデルです。
詳細にはCPUがCoreDuoからCore2Duoに変わったりと、見た目は同じでも
性能拡張はしていきましたので同じ初代のアルミボディでもそれぞれ性能が違います。
今回もやはり基板半田割れです。
GPUの通信不良により起動しません。この年式になると経年劣化と言えると思います。
いつもの彼です。状態にもよりますが今回はリフロー修理対応です。
で復帰です。この頃の世代のパソコンはMacやWindowsに限らず、GeForceよりも
Radeonの方が圧倒的にこの症状になっている気がしますので、経年劣化もありますが、
それ意外の原因もあるかもしれませんね。電圧性能とか。
内部清掃してグリス塗替えて冷却性能を担保して完了です。
再発の可能性はゼロではありませんが、内部温度が安定していて負荷テストでも問題は
なさそうであれば意外に数年はノントラブルでいけます。
もちろんコストパフォーマンス上で考えた話で、再搭載や基板交換が完璧です。
しかしよっぽどの理由が無ければそこまでお金掛けて直す方もあまり居られないので、
ニーズにお応えできるような修理案としてご相談に応じてます。