2013/08/28

Windows7による karnel Power ID41 問題まとめ



またまたkp41に関してです。

当店の周辺では、去年辺りから多発してるトラブルです。

簡単に言えばWindowsOSが感知するエラーな訳ですが、これが敏感のようです。

たとえばメモリや電源などのハードにトラブルがあれば、従来のOSであればOSよりも

マザーボード・BIOSが感知してbeeperrorなどを発したり、まともに起動できない事が多い

のですが、このkarnel Power 41の場合はマザーボード上では感知しない小さな電圧変動

などにも反応してエラーを出しているように思えます。

(もちろんソフトウェア上だけでの異常の場合もあります)

ですので、電源を入れると見た目には普通に起動するのですが、少しの微妙な電圧異常や

プログラム上の電圧管理との不整合性に反応してブルースクリーンや強制シャットダウンに

繋がるようです。


まぁ敏感なのは良い事にも思えます。多少なりともシステムに不整合な部分があるから起きて

いるのは間違いないので・・・、しかしこの不整合な部分の特定が一般的には難しいのです。

従来であれば、多少のパソコン知識のある方であれば、トラブル対処も症状もそれぞれ判断が

しやすかったので自分で対応できたりする事が多かったのですが、このkp41のような症状だけ

では、パソコンのどの部分の異常であるかを判断する事が難しくなり、ある程度パソコンに精通

された方でないと対応が困難になった気がします。

(dumpfile生成不可の場合もありますので)


このOSの機能が有意義なのかどうかは解りかねますが、安定した良いOSである半面で、

この手のトラブルが起きると泥沼にハマるごとく不安定になります。

トラブルの原因がハッキリ解るようなエラーを発信し、尚且つ安定動作するOSが開発されれば

大変良いですね!

しかしトラブルが起きなくなると私達のような修理業者のお仕事が随分と減ってしまいますが・・・

皆さんがトラブル無くパソコンで作業できる事の方が有意義な事と思いますので、

これからもコンピューターやソフトウェアの進化に期待しましょう!!!