2013/10/05
Android搭載端末にベンチマーク・ブースター
ネット上のニュースでは韓国サムスン電子製のAndroidを搭載するほとんどの端末に
「ベンチマーク・ブースター」といわれるベンチマークソフト(端末の性能を計るソフト)の計測結果
を不正に操作するプログラムが用いられている事が発覚しました。
最近のスマートフォンやタブレット端末などの販売競争が過熱してますが、その優劣を決める
ひとつがハードウェア性能です。その性能を計るのに一般的にはベンチマークソフトを利用する事
が多いと思いますが、その計測結果を操作し過大な計測結果にしてしまうという事は、消費者には
もうどの製品が優れているのか判断が難しいという事でもあります。
その後、他社の製品でも確認されたようです。Asus, HTC, LG, などです。
韓国と台湾のメーカーですね。しかし調査すればもっと発覚するかもしれません。
Google の Nexus シリーズや、最近 Google に買収された Motorola 製品からは確認されなかった
との事ですので、なんとなく背景を感じますね。
ベンチマークのスコアをいくらごまかしても、実際使用した使用感で優劣は決まるでしょうし、
こういった行為が違法行為でなくてもメーカーとしての信頼感を失う気がしますが、消費者から
するとどんな印象を持つのでしょうか?
国産メーカーは・・・?
私は仕事柄ベンチマークに頼る事はあまり無いので、部品の構成くらいしか気にしません。
速いCPUを搭載しても、他の構成が悪いと速く動作しませんし、搭載するOSでも使用感は
変わります。
スペックシートに記載されている事柄では性能は具体的には分からないものと思います。
(大袈裟のようですが、そういった製品よくあります)
消費者側からの選択材料は結局、「信用できるメーカーかどうか」でしょうか。