2014/01/15

パソコンのセキュリティーや情報管理



ここ最近で公的機関内でのパソコン管理について、様々なニュースがありましたが、

あまりのずさんな情報管理に驚いてます。


福井県にある「高速増殖炉もんじゅ」にて内部の職員用のパソコンがウィルス感染した問題が

ありましたが、不正な通信に気付いたネットワーク管理部署からの連絡により感染に気付いた

との事ですので、情報流出した可能性があります。

不正な通信に気付いてからでは遅いと思いますし、なぜウィルスが混入してしまう環境にあった

のかが謎です。管理知識の無い人が触っていたとしか・・・謎です・・・。





そして日本語入力ソフト「Baidu IME」に関して、全都道府県の内の29府県市で公用の職員が

使用するパソコンにインストールされていた問題です。

住民情報などの個人情報を扱うパソコンなどにもインストールされており、中国Baiduのサーバー

へのデータ送信も確認されています。

これは個人情報保護法に抵触する恐れもあります。

しかし、情報漏えいの事実の調べ方が分からない、個人情報が流出したかどうかを調べられない

として調査もされないとの事です。驚きです・・・。


そしてこの手のソフトは無料のダウンロードソフト、フリーソフト等をインストールする際に

抱き合わせでインストールされしまう事が殆どですが、インストーラのメッセージを読みながら

進めば防げます。読まずにポチポチとクリックしてしまうとインストールされてしまいます。


しかしこれは職務責任のある立場の職員が無責任にパソコンを扱っているという事になります。

情報管理の研修が無いのでしょうか?管理責任者は居ないのでしょうか?


誰も責任を取らないので、改善もされないかもしれませんね・・・他国の情報管理状況と比べると

危機感が増すばかりです。


国や自治体が最も遅れているのかもしれません・・・。