2014/01/21
DELL Dimension 9200 修理
大きなケースのワークステーションPCです。
このPCは Windows Vista なのですが、当時はWindows XP にダウングレード購入される方が
多かったと思います。
Windows Vista の悪評が広まった原因は、明らかにXP用に構成されたPCにVistaが搭載された
ために、メモリ容量不足なPCが沢山販売されてしまい、その動作の遅さからVistaが低性能と
誤解を招き広がった事と、様々なデバイス関係の相性問題が色んなトラブルを起こしました。
この世代のPCをセットアップし直すと、そういった当時の問題に今でも出くわします。
初期リリースのWindows Vista の時点で、搭載されるGeForce ドライバが不具合を出します。
その上プリインストールソフトのRoxioがVistaに対応していない機能があるというメッセージを
OS起動の度に出します。メーカー標準の時点で問題があるのはどうなんでしょうか?
大きなパソコンは初心者は購入しないといった事はないので、困った人は多かったんじゃない
でしょうか?
その上、サウンドデバイス構成の互換性の問題で、Windows Vista Service Pack 1 へアップデート
できない不具合が発生します。
こうなると Windows 7 にアップグレードするかパソコンを買い換えた方が早いかもしれません。
しかしこれは決して Vista が悪いという事ではなく、Microsoftさんが各デバイスメーカーさんや
各PCメーカーさん等とのすり合わせが悪かったのだろうと思います。
社会の事情でVistaは必要以上に悪評をつけられてしまったのではないでしょうか。
ちゃんとしたハードウェアで利用すればWindows Vistaは何も問題ないと思います。
Windows 7 とほとんど変わりませんし。