2013/12/04
Adobeの不正アクセスによる情報流出の件
前回にもAdobe社の不正アクセスによる情報流出について触れましたが、つい先日に今度は
Yahooからもその件に関するメールが届きました。
以下
いつもYahoo! JAPANをご利用いただきましてありがとうございます。
先日、米Adobe社において顧客情報への不正アクセスが発生したとの
発表がありました。
Yahoo! JAPANでは、米Adobe社のIDと同じものを、当社でも使用されている
可能性の高いお客様につきましては、安全のため、パスワードをリセットさせて
いただきました。
以上
私はIDに関しては使いまわしておりませんが、Adobe IDのように登録時にメールアドレスを
要求される場合は多く、一般的にはフリーメールアドレスで登録する事が多いと思いますが、
こういった事件があると登録されたアドレスも流出してしまうので、今回のようにメールサービス
にまで影響がでてしまい非常に面倒ですね。
たとえばメールだけでなく、Yahooの他のコンテンツサービスを共通のアカウントで色々利用して
いれば全てのサービスにおいてパスワードの変更という影響があります。
まぁ初めからそういったケースは想定するべきでしょうから、パスワードなどは同じものに執着
せずに使用し管理するのが正しいのでしょうか。面倒ですが。
多くの方がアカウントを持ち利用している「Yahoo」や「Google」のような企業のサーバーが直接
に攻撃されていなくとも間接的にも大きな影響が及ぶ事がよく解る、自己防衛の為の良い前例
になりました。
(まだこの件に関しての被害報告は聞いてませんが、被害が出なければよいですね)
この先もインターネットクラウド技術に関しては広がっていくような気配ですが、
今回の不正アクセスの件は将来的なクラウド環境へのセキュリティの問題を感じさせます。
技術的に安全な環境は整ってゆくのでしょうか?